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2016年8月30日火曜日

ライト読書会のオフ会at神戸

9月末に開かれる第6回日本伝道会議
で(分科会)NTライトの義認論
 
9月28日(水)14:00〜15:30
 
がありますが、その開催を記念した独自企画として、

"NTライトと義認論のオフ会で中華を食べる会"
 
または
 
”日本伝道会議のオフ会で中華を食べる会”

を三ノ宮駅至近の中華料理屋で開催します。



時間:2016年9月28日(水) 16:45~ 

 ※分科会の関係でこの時間に間に合わない方も途中から適当に
場所:小肥牛(しょうひぎゅう)
 (阪急三宮駅北側、「伝道会議」会場からポートライナーで15分終点下車徒歩5分)
費用:2,500円
御問合せ先
 kawamukaihajime(アット)gmail.com

**日本伝道会議に参加してなくてもこのオフ会は参加可能です。
**9月18日までに「川向」までお申し込みください。
 

2016年4月4日月曜日

『新約聖書と神の民・上』 出版記念講演会 レジュメ

案内しています 講演会のレジュメが届いています。



イベントタイトル: 

  N.T.ライト『新約聖書と神の民』出版記念講演

講演題: パウロの「ストーリー神学」のクライマックス
    ―N.T.ライトによるローマ9-11章の講解―

講演者: 山口 希生


レジュメ:


1.N. T. ライト先生の紹介

2.「ストーリー神学」について

 ・ストーリー神学は、「文芸批評」や「物語神学」とは同じではない
 ・ストーリー神学とは、神学の営みにおいて、「歴史」をストーリーとして語ることを指す。同じ歴史を語るのでも、どのような観点からその歴史を語るかで、全く異なる神学的見解が表明される。


3.ユダヤ人たちのストーリー語り

 ・第一マカベア記…当時のユダヤ人たちが抱いていた「律法主義」とはどのようなものか?「律法への熱心(ゼーロス)」の意味を考える。
 ・4QMMT「律法のもろもろの行い」…当時のユダヤ人たちが抱いていた「申命記史観」について。そして特に、申命記30章の重要性について。


4.ローマ人への手紙9章―11章

 ①ローマ9章6節-29節

…パウロによるイスラエルの歴史語り。族長時代、出エジプト、バビロン捕囚とその後の回復。これらの歴史語りを通じて、アブラハムの子孫(スペルマ)、「約束の子」とは誰なのかが明らかにされる。


 ➁ローマ9章30節-10章4節

…「律法に達しませんでした」とはどういう意味か?ここで引用される申命記30章から、パウロの真意を明らかにする。

 ③ローマ10章5節-13節

…このセクション全体の心臓部。

 ④ローマ11章1節-24節

…イスラエルが捨てられたことの救済的意味。「もし彼らの捨てられることが、世界の和解となるならば…」

 ⑤ローマ11章25節-32節

…「全イスラエル」とは誰を指すのか?また、彼らはどのように救われるのか?



※当日講演へのレスポンスが、聖書学から、神学から、それぞれございます。

ご来場をお待ちしています。

2016年2月8日月曜日

『新約聖書と神の民・上』 出版記念講演会

“ライト元年”の2015年には、5月に『クリスチャンであるとは』(原題 SIMPLY CHRISTIAN)、そして12月に・・・

新教出版社、

N・T・ライトの主著

『新約聖書と神の民』上巻を発売

クリスチャントゥデイ記事

となりました。

このThe New Testament and the People of God の上巻翻訳出版を記念して、

出版記念 特別講演会 

を開くこととなりました。(ちょうど2ヵ月後となります。)


日時: 2016年4月9日(土)、午後1-3時 

会場: 日本聖書神学校、202号室(山手線目白駅下車徒歩10分)

講演者: 山口希生(翻訳者)

講演題: 「パウロの<ストーリー神学>のクライマックス
―N. T. ライトによるローマ9-11章の講解―」 

応答: 1-2名予定 

参加費: なし

主催: 新教出版社、N.T.ライト読書会


問合せ: 新教出版社出版部 editorial@shinkyo-pb.com


※講演者の山口希生氏は、ライトのもとで博士論文指導を受け、昨年博士号を授与されました。今日本で最もライト師のことを知る方です。
 この機会に是非ライト神学の真髄についての講演をお聞きください。


2015年9月3日木曜日

第4回 N.T.ライト・セミナー

9月を迎えました。

第4回 N.T.ライト・セミナーまで1ヶ月となりました。

日時: 2015年10月5日(月) 13時30分~16時30分
場所: お茶の水クリスチャンセンター・416号室(50名収容)


簡単にご紹介します。

Ⅰ. 開会講演

スピーカー:上沼昌雄(『クリスチャンであるとは』訳者)

テーマ:「『クリスチャンであるとは』にみるN.T.ライトの歴史観」

趣旨:
「聖書を読む時、私たちはこれまで『16世紀が設定した問題に、19世紀が回答する』枠組みを用いてきた。しかし今や『1世紀が設定した問題に、21世紀が回答する』枠組みに取り替えるべきときである」
We need to find 21st Century answers to 1st century questions, not 19th century answers to 16th century questions - See more at: http://www.biblesociety.org.au/news/n-t-wrights-australian-visit-sparks-respectful-arguments-on-pauls-writings#sthash.KcJogkuU.dpuf
We need to find 21st Century answers to 1st century questions, not 19th century answers to 16th century questions - See more at: http://www.biblesociety.org.au/news/n-t-wrights-australian-visit-sparks-respectful-arguments-on-pauls-writings#sthash.KcJogkuU.dpuf
We need to find 21st Century answers to 1st century questions, not 19th century answers to 16th century questions - See more at: http://www.biblesociety.org.au/news/n-t-wrights-australian-visit-sparks-respectful-arguments-on-pauls-writings#sthash.KcJogkuU.dpuf

という決まり文句を使って、ライトは「現在の混迷する(西洋)キリスト教の所在と、そこからの脱出のヒント」を示唆する。

ライトの著作に流れるこのような(歴史認識のずれた神学論争に対する)問題意識を無視してライトを読むと大変な読み違いをすることになるだろう。

いかに「1世紀の視点で、そして21世紀の問題意識をもって聖書を読む」か。その作業の重大さと難しさを覚える。

その困難さを『クリスチャンであるとは』から紹介しながら、ライトという人の歴史観とはいかなるものか考えてみたいと願っている。 


Ⅱ. 研究発表

スピーカー:伊藤明生(東京基督教大学神学科長・新約聖書学教授)

テーマ:「呪いと契約:ガラテヤ3章10節~14節」

趣旨:
というのは、律法の行ないによる人々はすべて、のろいのもとにあるからです。こう書いてあります。「律法の書に書いてある、すべてのことを堅く守って実行しなければ、だれでもみな、のろわれる。」(ガラテヤ3章10節、新改訳)
N.T.ライトの新約聖書理解は、旧約聖書を単に「背景ストーリー」として参照するのではなく、創造から始まり、イスラエルの民の選びと契約という「大きな物語の成就」としてイエスの十字架と復活を捉えます。

特に「十字架の贖罪」理解において、「契約」が決定的に重要な要素であることを、ライトは自身の論文集、The Climax of the Covenant: Christ and the Law in Pauline Theologyで論証しています。
発表ではその議論を紹介し、私たちのガラテヤ書理解にどんな光を投げかけるか見てみたいと思います。

参加費千円を当日受付にて係りの者にお支払いください。

チラシも間もなくできることと思いますが、しばらくお待ちください。



問合せ・連絡:(小嶋崇)t.t.koji*gmail.com (*を@に変換してください。)


セミナー実行委員一同

2015年5月25日月曜日

ライト・セミナーin大阪

『クリスチャンであること』の出版までもうカウントダウンに入りました。

訳者の上沼昌雄氏をゲストにセミナーが開かれます。

日時:2015年7月13日(月)、午後1時30分~4時
場所:大阪市立総合学習センター 





『クリスチャンであること』をご購入いただいて読み始めるにあたり、ライトについてより広範に知る機会かと思います。
どうぞ大阪近辺の方、ご参加ください。

詳細等についての問合せは・・・
 川向肇(かわむかい はじめ)
 kawamukaihajime*gmail.com(*を@に変換)
までよろしくお願いします。

2014年7月4日金曜日

フライブルグ大学でのライト

たまたま検索していたら、もう終わってしまったが、スイスのフライブルグ大学で、ライトをメイン講師とした神学会議(講演会と言うよりは大きい)があった。
Paul In History & Theology
N. T. Wright
2014年6月10-13日
at the Uiversity of Fribourg, Switzerland

神学会議のサイト

ドイツ語だけでなく英語でも説明等があるので興味深い。

神学会議のパンフレットが何ヶ国語かで用意されているが、英語のものダウンロード完了まで暫く時間がかかる) それによると会議期間中にアラン・バデューによるパウロのアンテオケ事件を題材にした演劇が上演されると言う。

なかなか手の込んだものになったようだ。

The Incident At Antioch (A Play Based On Alain Badiou)

Theater is event, is matter of state, is idea incarnated. With this premise that Alain Badiou wrote the play “The Incident at Antioch” in 1989. Therein he draws on motives from the life and writings of Paul the Apostle to come to terms with the political upheaval in Europe and shifts in his own world view.

Based on this play, students from the faculty of Freiburg (Switzerland) will organise an evening production, guided by the director Simon Helbling and the author Maja Tschumi. To bring Paul to the stage means to rediscover him in new ways. It is about encountering him at a place of relevance in the here and now, with body, voice, heart and mind engaged – not only in the conventional reading of his letters.

Badiou writes: “In the end, Paul himself teaches us that it is neither signs of power nor an exemplary course of life which matter. That which truly matters is the effect of a conviction – here, now and for ever.”

It is a play about the transformative power of a conviction, which can act politically - lapsing into neither riot nor conformity - to change the world. A trans-formative power that is Paul.


2013年7月11日木曜日

第2回N.T.ライト・セミナー ご案内

いよいよ第2回のN.T.ライト・セミナーの対外的案内が始まりました。

第2回N.T.ライト・セミナー

日時:2013年10月9日(水) 午後1時~4時
場所:OCC4階、415号室


拡散お願いします。

2013年5月24日金曜日

リチャード・ボウカム講演会のご案内

この読書会はN.T.ライト教授専門ですが、同じ英国にあって新約聖書学の碩学としてリードしてきたリチャード・ボウカム先生の来日講演をこの場を借りてご案内したいと思います。 

ボウカム先生はセント・アンドリュース大学新約学教授ということではライトの前任者です(2年あいだが空きますが)。ライトとボウカムは、今でも頻繁に連絡を取り合う、良きライバルであり盟友でもあります。 

リチャード・ボウカム講演会 

テーマ: 「Gospel Traditions: Anonymous Community Traditions or Eyewitness Testimony?(福音書伝承:無名の共同体によるのか、それとも目撃者によるのか)」 

日時: 2013年6月17日(月)午後5時より 
場所: 日本聖書神学校
161-0033 東京都新宿区下落合3丁目1416 
(目白駅より徒歩10分) 
主催: 聖書学研究所 
入場料: 無料 

通訳はありません。 
研究所に関係ない人でも大歓迎だそうです。 
当日のレジュメが出来上がっています。参加希望の方にメールで配布しますので以下の連絡先までお知らせください。
連絡先:(小嶋崇、コジマタカシ) t.t.koji(アットマーク)gmail.com 

 さて、「N.T.ライトFB読書会」のメンバー間で活発な意見交換があり、この講演会に合わせてちょうど良いディスカッションがありましたので、その時の議論のエッセンスをまとめ、読書会からの投書と言う形で紹介させていただきます。
 
 このたび三度目の来日をされるリチャード・ボウカム博士の『イエスとその目撃証言者たち』は、この数十年で最も重要な聖書学の本だったと、後世評価される可能性を秘めた本です。これが深く理解されるならば、日本にも革命的なインパクトをもたらすでしょう。

 ここ数百年の新約聖書学の一つの方向性は、『福音』の再定義にあったとさえ言えます。つまり『福音』とはイエスが宣べ伝えた「この世界への神の王国(支配) の到来」ではなく、パウロ神学を実存的に理解した福音(「今ここで、信仰の決断をすることで、あの世の天国への道が拓かれる」)という、神の国がこの世界 に突入してくるという福音の理解の仕方とは正反対の、ベクトルが逆方向に向かっている『福音』へと再定義がされていったように見えます。

 こうしてパウロ書簡の神学的重要性が増す代わりに、イエスの言動を伝える四福音書は軽視される傾向にありました。これは「様式史批評」を突き詰めていった 必然的な結果なのかもしれません。なぜなら、この批評学の導き出した結果とは、「イエスが本当は何を語ったのか、わたしたちには分からない」というもの だったからです。福音書に描かれるイエスは、もはやイエスの言動を正しく伝えたものとは見なされず、「原始キリスト教徒の信仰の投影」であり、福音書は単 なる彼らの信仰告白に過ぎないと言う結論が導かれてしまいました。

 こうして福音書の中心テーマである、イエスの「神の王国のおとずれ」という使信はぼやけ、「神の王国」とは何なのか?という定義も曖昧にされ、実存的信仰 告白、「今ここで、からっぽの手を神に差し出す」というようなエモーショナルな告白をすること(を促す)ことばかりに福音伝道の力点が置かれていった面が ないとはいえないかもしれません。

 ブルトマンは「パウロは歴史のイエスに何の関心もなかった」と言い残しました。私たちもイエスの福音を「私(だけ)のために死んでくださったキリスト」と してのみ理解し(これはもちろん福音の本質的な部分ですが)、イエスが復活後も教え続けた「神の国」(使徒言行録1:3)への関心を持たないなら、それは 結果的にブルトマンの発言を追認していることにならないでしょうか。

 ボウカムの「イエスとその目撃証言者たち」は様式史批評そのものに厳しく批判を加え、その信憑性に大いに疑問を投げかけます。同時に「福音書のイエスの言葉をもっと真剣に受け止める」よう私たちに要請します。この著者の肉声を聞くことが出来る幸いを感謝したいと思います。
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リチャード・ボウカムのHP