今年第1回目の読書会のリマインダーです。
日時:2014年3月22日(土)、午前10時~12時
場所:巣鴨聖泉キリスト教会(人数によって工房ティー・ルームか会堂)
課題テキスト: Who Founded Christianity: Jesus or Paul?(※テキストはドキュメントとしてではなくウェッブサイトに数ページに渡って表示されています。面倒な方のためにPDFにしたもののリンクを以下に貼っておきます。
http://www.beliefnet.com/Faiths/Christianity/2004/04/Who-Founded-Christianity-Jesus-Or-Paul.aspx
出席なさる方はなるべくこの文書をお用いください。討論の時ページ数など統一できますので。)
Who Founded Christianity: Jesus or Paul?
さて討論のトピックとしては
①イエスがそもそも教祖かどうか
これに対する議論として、ライトは既に書かれたイエス研究書の要約を提示します。
すなわちイエスの自己理解、自己の使命理解です。
神学的には「神の国」の一世紀的文脈での実現(イスラエルの歴史・ストーリーのクライマックス)はどのようになされたのか、と言うことになるかと思います。
②パウロはイエスの「神の国」宣教をどう受け継いだのか
ライトはしばしばこのような議論でイエスとパウロが並列的に比較され分析されるのに対し、一つのストーリーの展開(クライマックス→インプリメンテーション)と言う形で統合的に理解しようとします。
既にご承知の方も多いと思いますが、まだライトのような解釈を熟知していない方には、いわゆる「贖罪論」のような論理形式的(抽象的、非歴史的)理解を再検討する機会になるかと思います。
もちろんライトの歴史神学的解釈が細部まで正確であるかは議論の余地があると思いますが、大筋においてユダヤ教(唯一創造神、選びと契約、終末論)からキリスト教がどのように出てきたのか、旧約聖書と新約聖書の繋がり、等の問題を整理するかなり程度のよい議論が提供されていると思います。
是非熟読して疑問点などを絞り込んで読書会にご参加いただければ幸いです。
なおご出席の方は3/19までに小嶋までご連絡ください。
問合せ・連絡:(小嶋崇)t.t.koji*gmail.com (*を@に変換してください。)
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