2016年6月25日土曜日

ライト近刊紹介インタヴュー

最近は「ポッドキャスト」(ネット音声配信)をやるところが増えてきました。

今回紹介するのは、ブリガムヤング大学(米ユタ州)の「ニール・A・マックスウェル(宗教学)研究所」のものです。

今年2月の配信ですが、ライトの『最近のパウロ研究史』(2015年10月)などの著作を紹介しています。
 (こちらは一章「舞台設定」の抜粋です。)


この本の他に、The Paul Debate: Critical Questions for Understanding the Apostle(2015年10月)


さらに、今年10月に出版して予定の、The Meaning of the Cross: The Day a Revolution Began.(仮題) のことも話題にしています。(26分過ぎくらい)

その他の話題としては、ヨーロッパの左派系哲学者たちが「パウロ」にインスピレーションを探る動きを紹介しました。
このインタヴューでもライトはそのことを取り上げています。(54分過ぎくらいから)


1時間を越えるインタヴューで、質問者もしっかり聖書学動向を押さえていて、充実した内容になっています。

それにしても、Paul and His Recent Interpreters はどうやら購入した方が良さそうかな・・・と考え始めています。

既に書評としては、ニジェイ・グプタ(これ、他2本)が書いています。

[2016/8/5 追記]


上で紹介した本の正式な案内が出ました。
 The Day the Revolution Began: Reconsidering the Meaning of Jesus's Crucifixionこちらがリンク

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