2013年6月12日水曜日

N.T. ライトの日課

以下にN.T.ライトファンのブロガーでもあり著作家でもある、フランク・ヴァイオラがライトをインタヴューした時のものから抜粋して訳します。

N.T.ライト インタヴュー

フランク:
「あなたは物凄い多作家として有名ですが、どんな調子で物書きしているのですか。毎日毎週の著作のペースのことなど教えてください。」

ライト:
「通常のペースなんて言うものはありませんね。孫の子守、鶏の世話や掃除、買い物、博士課程の学生の論文指導、家族との団欒や学術関係その他諸々です。


めったにないですが、一人になれた時は朝5時頃起き、祈り、朝食、そして6時半か7時までには机に向かっている…なんて出来たら最高です。遅い昼食までたっぷり朝の時間を使えますから。その後は散歩、帰宅してまた書き物、夕食は7時半頃かな。食後はあれこれ12時間読んで、祈って、10時半か11時にはベッド、て言う感じですね。

たとえそんなベストの時間割が組めたとしても、仕事としてはとにかく早く書くこと、そして合間にゆっくり注意深く読書をします。新刊の大著な註解書や専門分野の研究書、時に学術誌、書評、ネット情報などが加わります。

しかしその中で一番好きなのはやはり書くことですね。言葉を選んだり考えたりする時の愉悦感、どう表現したらクリエイティブになるか工夫するのが楽しいね。

今までの人生の中でほぼ最高に上手く行った週と言うのがあるんだ。2006年の春だった。その時Acts For Everyoneを書いていた。土曜日に書き始め、日曜日はほぼ休み、そして翌日曜日数時間使って書き終えたのさ。一体何千語書いたか知らないが、とにかく机に向かって座り、後は蛇口をひねって水を出すように言葉が流れ出したってわけさ。あの時は痛快だったなー。」

***********************

0 件のコメント:

コメントを投稿