ライト教授によれば、大衆化された「天国観」とは
People believe they go to heaven when they die.のような表現で説明される。
Heaven is a place people go to when they die.
さらにライト教授がこのような「天国観」を修正し、より聖書的な言語に近づけるために使うフレーズが
Life After "life after death"である。
一旦人々の頭の中に定着した「天国」のイメージはなかなか変更しがたいものだ。
しかし聖書学者たちは聖書のテキストに即して、この大衆化された「天国観」を修正しようと努めている。
そんな聖書学者の一人、Paula Gooder
の本のタイトルがそのものズバリ、HEAVENだ。
ポーラ・グッダーのHPには天国や地獄、死生観などについて聖書から解説した音声ファイルやYoutubeビデオへのリンクがある。
以下に一つ紹介する。
ここで一箇所だけ拾って引用しみよう。 多少なりともポーラの言わんとしていることを感じることができるかもしれない。
Heaven, therefore, is not an eternal realm, far, far away from earth.(※まっちょっとディクテーションは完璧ではないかもしれません。あしからず。)
Heaven is a spacial created realm, very very close to earth, created to be alongside earth.
ポーラのtalk、聴いてみました。ものすごく面白かったです。
返信削除(ちなみに、Heaven's vessel is not an eternal realmの部分は、多分、
Heaven, therefore, is not an eternal realm...と言っているのではないかと思います。)
ご紹介ありがとうございました!!
コメント返すのをすっかり忘れていました。
返信削除申し訳ありません。
読書会のスレッドでも鋭い質問感謝します。
この辺のことは多分に私たちの想像力とも関係しているのだと思います。そして私たちの想像力は多分に近代的科学的世界観に影響されているので、なかなかジョン・ウォルトンの言うような「古代人の宇宙観」が反映しているらしい聖書の「天と地」には一直線には繋がらないのでしょうね。
ブログでの紹介ありがとうございました。
http://d.hatena.ne.jp/mmesachi/20130723#1374630565